LGC2023 Rd.2ありがとうございました

2023年7月20日

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Luft Gymkhana Challenge 2023 Rd.2

全26選手が2023シーズンのジムカーナチャレンジへの挑戦を開始

2023年7月8日（土）、開幕戦から3か月、「Luft Gymkhana Challenge」シリーズの第2戦が開催となりました。今回のこの第2戦には、27台のエントリーがあったものの、当日のキャンセルもあり、24台の参戦です。その内訳は、クラス1に5台、クラス2に7台、クラス3に6台、クラス4に2台、クラス5に1台、エキスパートクラスに2台にエキシビジョンの1台が加わっています。

今回のコース設定は、モーターランドSUZUKAのコースを逆走で使います。ホームストレート逆走でスタートし、いったん1コーナー先のストレートに入ってパイロンターン。そこからインフィールドを使ってヘアピンへ。バックストレートでのパイロンセクションをクリアしたら外周を逆走していくものの、この高速コーナーの途中にもパイロンターンを設定しており、さらに逆走して1コーナーをクリアしホームストレートの計測ラインでフィニッシュとなります。

初心者でも走りやすいコース設定を心がけてきましたが、近年レベルの向上も見られるということで、今回のコースは横転リスクもありのジムカーナチャレンジ史上最高難度のコース設定となりました。そのため、これまでOKとされてきていた助手席同乗走行やTシャツにラッシュガードのようなストレッチ素材の長袖長ズボンは禁止とし、それをレギュレーションで明記したうえでの開催となりました。今回はセッションの最初と最後で車両がラップするコースの関係上、一台ずつの出走となります。コース距離は多少長いのですが、Elegant Sport Azur（エレガントスポーツアジュール）の川村徹代表によるデモランは1分21秒545のタイムとなりました。

エントラントリスト・コース図はこちら

リザルトはこちら

お写真はこちら（青山氏・高山氏より提供）

今回も朝の受付および慣熟歩行の後、全体ブリーフィングが行われ、午前中に練習走行2本、タイムアタック１本目の走行となります。お昼休み＆完熟歩行を挟んで、午後も練習走行１本、そして2本目のタイムアタックののち、反省走行１本を用意し、しっかりと走れる機会を設けています。

夏の暑さをしっかり体感できるような梅雨終盤の好天が続いておりましたが、この日は曇り空に覆われた一日となりました。だからといって暑さがしのげるほどでもなく、ひたすら蒸し暑い中での一戦となしました。午後に雨の可能性もあり、開幕戦同様にタイムアタック2本目に雨の影響を受けるのではないか、と心配されましたが、雨に悩まされることもなく路面コンディションはドライのまま、無事に一日を終えることができました。

今回は難易度の高いコース設定ということもあり、ミスコースでタイムを残せなかったり、パイロンタッチでタイム加算があったり、練習走行から苦戦する参加者が多発しました。特にセッション後半の外周高速コーナー内にあるパイロンセクションでのターンで、脱輪やバックギヤを使う車両が多発していました。

それでも川村代表のデモランタイムに肉薄する選手もおり、この日の最速タイムを計測したのは、エキスパートクラスにDC2インテグラで参戦する＃2 岡田春海選手（CATSインテグラ/DC2）でした。午後の練習走行ではこのタイムを上回る1分17秒575が出ていましたがタイムアタック2本目はペナルティがついてしまい1本目のタイムが記録として残りました。この岡田選手に続く総合2番手タイムとなったのは＃24 山村一真選手（FAμKCSロードスター/ND5RC）の1分18秒569。1分20秒を切ったのはこの2名のみでした。

また、今回はエキスパートクラスにナンバーなしのD車両が参戦となりました。エキスパート・エキシビジョンという分類に分け、さらにコースもほかの参加者とは異なるコースを設定しての走行となりました。当初は2台がエントリーしていたのですが、残念ながら1台のみの参戦となり、D車両のタイムアタック合戦を観戦することはできませんでしたが、なかなか見ることのないD車両の速さに、多くの参加者から注目を浴びました。

練習走行から反省走行まで、心配された横転もなく、このジムカーナチャレンジを運営するライムスポーツの的確な進行により、無事に「Luft Gymkhana Challenge 2023」第2戦は終了することができました。各クラスの表彰台に上がったのは以下の各選手となります。